トヨタ、ホンダ:14年ぶりの円高進行に冷静、ドルの影響度薄まる

東京外国為替市場で一時1ドル =86円53銭と、約14年ぶりの円高水準を付けたことについて国内の 大手自動車メーカーは冷静に受け止めている。ホンダの場合、下期のレ ートを同85円で想定しているうえ、ドル以外の通貨での売り上げ比率 が増してドル変動による影響度が薄まっているためだ。

ホンダの広報担当、松浦康子氏は26日、現在の為替水準について コメントはできないとしながらも、ドルの変動による営業利益段階の影 響度が今年度は120億円と、前年度に比べて2割縮小していることを 明らかにした。松浦氏によると、北米での販売台数減少やドル以外の通 貨での売り上げ比率が増えているためとしている。

またホンダの場合、約3カ月先まで為替予約を行っており、松浦 氏は現時点で「新たな対応をすることはない」と述べている。

一方、下期の対ドルレートで90円を想定しているトヨタ自動車の 広報担当、横井孝典氏も特に対応はしていないとしている。横井氏によ ると、トヨタの対ドルで1円変動した際の影響度も、今年度は300億 円で、前年度の350億円弱から縮小しているとしている。

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