フィリピンの7-9月GDP:前年比0.8%増-輸出減が響く

フィリピンの2009年7- 9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比0.8% 増と、予想に反して10年ぶりの低い伸び近くにとどまった。輸 出の減少が背景で、世界的な景気回復の恩恵を同国が受けていな いことが示唆された。

フィリピン国家統計調整局(NSCB)が26日発表した。 伸び率は4-6月(第2四半期)の改定値と一致した。ブルーム バーグ・ニュースがエコノミスト10人を対象に実施した調査で は1.9%増(中央値)が見込まれていた。1-3月(第1四半 期)は0.6%増と、1998年に終わったリセッション(景気後 退)以後で最低の成長率となっていた。

英銀HSBCホールディングスのエコノミスト、フレデリッ ク・ノイマン氏(香港在勤)は「政府には財政的に景気を刺激す る余地があまり残されていない」と述べた上で、「金融政策が経 済成長のけん引役を引き継ぐ必要がある」と指摘した。

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