野村不HD株が急反発、不動産投信の物件取得が業績追い風との期待

マンション開発などを手掛ける野 村不動産ホールディングス株が一時前日比4.6%高の1269円と、3日 ぶりに急反発。不動産投資信託(J-REIT)による相次ぐ増資が 今後は物件の追加取得余力につながるとの見方から、同社の資産運用 開発事業のキャピタルゲインが中期的に拡大するとの期待が高まった。

クレディ・スイス証券の望月政広アナリストは25日付リポートで、 4本のJ-REITが10-11月に増資を発表したとし、その増資の発 表時に1160億円の物件取得が明らかにされたと指摘。こうした不動産 ファンドビジネスの回復傾向により、同社が開発した物件の売却が今 後進む可能性があると予想する。

同証では、野村不HDの資産運用開発事業の営業利益を2010年3 月期は前期比15%減の86億円とするが、来期は95億円、12年3月期 には172 億円に拡大すると試算。不動産投信を利用する事業戦略が評 価される時期は着実に近づきつつあるとし、投資判断の「アウトパフ ォーム」を強調した。

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