10月の小売販売額は前年比で14カ月連続減-節約志向が継続

10月の国内小売業販売額は、前年 同月比で14カ月連続のマイナスとなった。燃料小売業などが不調だっ た。雇用・所得環境の悪化で消費者の低価格・節約志向が続いている。

経済産業省が27日発表した10月の商業販売統計によると、小売 業販売額は前年同月比0.9%減となった。節約志向のほか、寒暖を繰 り返した不安定な天候も冬物商材の販売に影響した。前月比(季節調 整済み)では0.9%減。ブルームバーグ・ニュースの事前調査では、 民間エコノミストの前年同月比の予想中央値は1.6%減だった。

BNPパリバ証券の宮下妃未エコノミストは24日付リポートで、 政府の購入支援策の対象となる一部耐久消費財への支出が高水準で推 移している半面、食料・衣料品など対象とならない財・サービス消費 は低調だと指摘。雇用・所得環境の厳しさを反映して、消費の基調は 弱いと述べた。

一方、百貨店など大型小売店販売額(既存店ベース)は前年同月 比7.2%減だった。エコノミストの予想中央値は同5.8%減。

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