IMF:スリランカ中銀に金10トンを売却-約3.75億ドルで

国際通貨基金(IMF)は25日、 スリランカ中央銀行がIMFから金10トンを約3億7500万ドル(約 327億円)で購入したと発表した。

今回の取引は、IMFによる中銀への金売却として今月3回目。 インド準備銀行は金200トンを約67億ドルで、モーリシャス中銀は2 トンを約7170万ドルでそれぞれ購入した。IMFは9月18日、財務 強化の一環として403.3トンの金準備を売却すると発表。スリランカ への売却により、残る処分予定の金は約190トンとなる。

IMFの財務部門責任者、アンドルー・ツイーディー氏は20日の インタビューで、金売却の「なるべく早期の」完了を目指すとした上 で、IMFは売却先を選ばず、「早い者勝ち」を基本とするとの方針を 示した。

1998年の金融危機以来、外貨準備を積み上げてきたアジア各国は、 ドル下落に伴い米資産からの分散化への関心を強めてきた。

IMFは7月、金を含む資産の売却などで得た資金は、貧困国向 け低利融資の財源に充てられると発表。融資財源は2014年までの6年 間で最大170億ドルに拡充する計画だ。

IMFが売却する金403.3トンは保有する金準備の約8分の1に 相当する。

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