トヨタ、米国で約400万台のアクセルペダルを交換へ

世界最大の自動車メーカー、ト ヨタ自動車は米国で約400万台を対象にアクセルペダルを交換するな どの自主改善計画を打ち出した。米運輸省が25日、電子メールで発表 した。同社のリコール(無償の回収・修理)としては過去最大規模。

リコールの対象となる車種は販売トップの「カムリ」に加え、 「レクサス」と「プリウス」の乗用車、ピックアップトラックの「タコ マ」と「タンドラ」。

同社はまた、突然加速したケースがドライバーから報告されてい るのを受け、アクセルとブレーキが同時に踏まれた際にアクセルが緩む 機能である「ブレーキ・オーバーライド・システム」を一部の車種に追 加する。

トヨタの米国での10万台を超えるリコールは過去2年間で少なく とも3回あり、J.D.パワー・アンド・アソシエーツなどの調査で確 立された車両の品質への評価が傷つく事態となっている。トヨタは 2008年に米ゼネラル・モーターズ(GM)から世界販売首位の座を奪 った。

IHSグローバル・インサイトの製品アナリスト、アーロン・ブ ラグマン氏は「トヨタは世界の自動車メーカー最大手になることを目指 してきた。過去20年間の事業拡大がここにきて裏目に出た格好だ」と 指摘した。

トヨタの米国販売部門でグループバイスプレジデントを務めるア ービング・ミラー氏は25日の記者団との電話会議で、アクセルペダル を短くし、一部の車種ではペダルの下にあるフロア面の形状を変更する 計画も明らかにした。同社は関連コストの推定は控えた。

トヨタの広報担当、本間英章氏は26日、ブルームバーグ・ニュー スに対し、今回のリコール対象が8車種で、11月15日現在で約426 万台と説明した。リコール対策費用については明らかにしなかった。製 品保証引当金が3月末で4293億円あり、業績面に影響はないという。

--取材協力:小松哲也 Editors: Steve Walsh, Larry Liebert, Hideki Asai

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