民生銀:香港上場初日3.1%安-05年6月以降公開の中国の銀行で最悪

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26日に香港市場に上場した中国民 生銀行は、初日の取引を下落で終えた。中国の銀行をめぐり増資懸念 がくすぶるなかで、香港で株式公開した中国の銀行株として、2005年 6月以来で最悪のデビューとなった。

中国初の民間銀行である民生銀は公開価格に比べ3.1%安の8.80 香港ドルで終了。同行は香港市場で07年4月以来最大となる新規株式 公開(IPO)で301億香港ドル(約3370億円)を調達していた。

中国銀行が増資を検討していることを明らかにした24日以来、中 国の銀行株は香港市場で軟調に推移している。事情に詳しい複数の関 係者は中国の5大銀行が当局に暫定的な増資計画を提出したと述べて いた。

群益証券(香港)のアナリスト、李清氏(上海在勤)は「中国の 銀行に対する市場のセンチメントはここ数日、増資懸念で非常に弱気 になっている」とした上で、「民生銀の事業拡大ペースから見て、2年 以内に次のエクイティファイナンスが必要になるだろう」と指摘した。

民生銀の董文標会長はこの日香港で、3年間は増資しないと明言 した。

中国の銀行の香港上場は2年半ぶり。民生銀はこのところの香港 株式相場上昇の機に乗じたが、公開価格は仮条件レンジのほぼ中央の

9.08香港ドルで決まっていた。中国の本土銀行株の上場初日下落は 2005年10月の中国建設銀行以来だった。

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