三井金:10年の亜鉛地金の国内需要は2割回復-43年ぶり低水準から

国内亜鉛最大手の三井金属 は、2010年の亜鉛地金の国内需要が09年に比べて20%増の52 万6800トンに回復するとの予測を示した。自動車メーカーの減 産緩和で主用途である自動車部品向けの需要回復を見込むため。 ただ、08年の水準である56万3900トンまでは戻らない。

亜鉛事業部の中元伸幸・営業部長が25日、ブルームバー グ・ニュースとのインタビューで述べた。亜鉛地金の主な用途は、 自動車のさび止めなどに使用される亜鉛めっき鋼板。09年は自 動車各社が大幅減産した影響で国内需要は前年比22%減の43万 9600トンに落ち込むと予想。1966年の39万9700トン以来、43 年ぶりの低水準となる。

三井金の09年度下期の亜鉛地金の生産計画は前年同期比 7%増の11万5000トン。前提としているロンドン金属取引所 (LME)の亜鉛相場は1トン当たり1600ドル。25日のLME 亜鉛価格は2308ドル。100ドルの変動で三井金の収益に5億円 の影響を与えるという。

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