米国株、弱気派の割合が5年ぶりの低水準-投資情報誌の週間調査

米国株市場では、S&P500 種株価指数が1年1カ月ぶりの高値に上昇したのを受け、弱気見通 しを掲載した投資ニュースレターの割合が約5年ぶりの低水準とな った。

米投資情報誌インベスターズ・インテリジェンス(II)が、 約140の投資ニュースレターを対象にまとめた週間センチメント調 査によると、弱気派の割合は17.6%と、前週の21.3%から低下し、 2004年6月以来の低水準となった。強気派は46.1%から50.6% に上昇し、9月1日以来の高水準を記録した。

投資家センチメントは逆張り指標と受け止められ、弱気派の減 少は相場のマイナス材料とみなされることも多いが、強気派が依然 として比較的低水準にとどまっていることは3月に始まった上昇相 場が持続する可能性を示唆していると、IIの共同エディター、マ イケル・バーク氏は指摘する。同誌は1963年から投資家センチメ ントを集計している。2002-07年の上昇相場では、強気派の割合 が62.9%でピークに達した。

直近の高値からの10%以上の下落を見込む「調整予想派」の割 合は31.8%と、前週の32.6%から低下。この割合が30%を超え た週は過去20年間で36週しかない。

バーク氏は「投資家は相場が上昇している時に弱気になりたく ないが、同時に強気になることを恐れている投資家も多い。このた め調整予想派の割合が異常に高くなっている」と指摘。「珍しい組み 合わせだ」と語った。

S&P500種とダウ工業株30種平均が過去最高値を記録した 2007年10月、強気派の割合は60%を超えた。S&P500種はそ の後、今年3月9日までに57%下落し、12年ぶりの安値となる

656.53を付けた。それ以降は再び上昇基調に転じ、11月17日に は1110.32と、1年1カ月ぶりの高値をつけた。

-- Editor: Nick Baker

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Elizabeth Stanton in New York at +1-212-617-5937 or estanton@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nick Baker at +1-212-617-5919 or nbaker7@bloomberg.net

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