ドイツ連銀:国内銀は12兆円の追加損失処理の恐れ-金融安定報告書

ドイツ連邦銀行は25日公表した 金融安定報告書で、国内の銀行が不良債権および証券化商品に関してさ らに合計900億ユーロ(約12兆円)の損失処理を迫られる可能性が あるとの認識を示した。経済がリセッション(景気後退)から回復して いるものの、金融の安定を脅かしかねないとしている。

独連銀は同報告書で、追加の不良債権処理額は500億-750億ユ ーロとなる公算があると指摘。このほか、証券化商品に関連した損失に 絡み、100億-150億ユーロの追加処理が必要になりそうだと記した。 証券化商品の大半は債務担保証券(CDO)だという。

独連銀のコッツ理事は記者会見で、「最新の予想が示す通りに景気 の回復が続けば、損失は縮小するだろう」と言及。その一方で、「金 融・経済危機が終わったと宣言するのは誤りだ」とも述べた。

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