短期市場:翌日物は横ばいか、月末控え調達底堅い-レポ高止まりも

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10-0.11%で横ばいが見込まれる。資金需要が高まる月末や税揚 げ日を来週に控え、国内銀行の調達需要は底堅い。レポ(現金担保付債 券貸借)が高止まりしていることも翌日物の調達意欲を高めそうだ。

25日の翌日物の加重平均金利は0.3ベーシスポイント(bp)低下の

0.106%だった。国債発行日で証券が0.125%で調達。大手銀行や信託、 地方銀行の調達は0.10-0.11%で推移した。午後に0.08%まで低下す る場面もあった。26日受け渡しの翌日物は信託や外銀、証券が0.105-

0.13%で資金を確保した。

この日は国債発行の要因はないものの、月末30日や12月2日の税 揚げ日を控えて国内銀が資金運用に慎重になっており、準備預金を平均 的に積み上げている大手行の調達金利は下げりにくいとみられる。

25日の市場では、日銀が12月2日の税揚げ日に始まる本店共通担 保資金供給オペ1兆円(期日12月8日)を前倒しで実施しており、潤 沢な供給姿勢に対する安心感を指摘する声もある。

ただ、前日のレポ市場では当日受け渡し物や27日、30日の受け渡 し分が0.14-0.15%前後で高止まりしており、コール取引への影響が警 戒されている。国庫短期証券(TB)の在庫を抱えた証券の調達意欲が 指摘され、税揚げ日を越えるまで高止まりする可能性がある。

準備預金は8.6兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座預 金は3000億円減の13兆1000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀) は前日と横ばいの8兆6000億円程度になる見込み。短資会社各社の予 想では、調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の積みの進ちょく率かい離幅は平均ペースに比べてプラス 3%台後半、残り必要積立額(1日平均)は4兆7700億円、積み終了 先は3兆2600億円となっている。

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