中部電:豪LNG事業の権益取得-25年間の売買契約も(Update1)

中部電力は25日、豪州北西部沖 のゴーゴン液化天然ガス(LNG)プロジェクトの権益0.417%を取 得すると発表した。同社がLNG事業の権益を取得するのは初めて。

同社は、ゴーゴン・プロジェクトの権益50%を保有する米石油メ ジャーのシェブロンから購入する。2014年に年間1500万トンのLN G生産が始まる予定の同プロジェクトでは、シェブロンのほか、英蘭 ロイヤル・ダッチ・シェル(25%)、米エクソンモービル(25%)が権 益を保有している。権益の持ち分比率に応じ、中部電力は年6万トン のLNGを受け取る権利を得る。

このほか、シェブロンとの間で14年から25年間にわたり年144 万トンのLNGを購入する長期の売買契約も締結。出資分と長期契約 分を合わせ、同社は年150万トンのLNGをゴーゴン・プロジェクト から調達することになる。

中部電力は年間約1000万トンのLNGを調達。このうち約380 万トンを、世界2位のLNG輸出国であるインドネシアからの輸入に 頼っているという。インドネシアは国内の天然ガス消費が増加してい ることから供給を削減しており、11年の長期契約失効後はインドネシ アからのLNG輸入量は段階的に減少する。中部電力の資料によると、 16年以降は約63万トンまで減少する見通し。同社は、減少分を豪州 やカタール、マレーシア、サハリンからのLNGで穴埋めする方針。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE