南極から流出の氷山、NZに向け漂流-当局が運航船舶に警報発令

ニュージーランド当局は南極から 流出した氷山が海上を漂流していることから、運航船舶に対し警報を 発令し注意を呼び掛けている。氷山がニュージーランドの南島沿岸に 接近すれば危険が及ぶ可能性がある。

ニュージーランド海上保安当局は、釣り船、クルーズ船などの船 舶に対し「沿岸運航警報」を発令している。

約3週間前にオーストラリアの研究調査基地があるマッコーリー 島沖合を通過した100以上の氷山が通信衛星によって追跡されている。

ニュージーランド国立水・大気研究所の海洋学者、マイク・ウィ リアムズ氏は電話インタビューで、長さ100-250メートルの4つの氷 山が現在、南島の南東250キロメートルの地点を漂流していることを 明らかにした。

これらの氷山は2000-02年の間にロス氷床から分離した氷山の 一部とみられている。

ウィリアムズ氏は「地球温暖化の新たな兆候かどうかはまだはっ きりしない」と説明。約30年ごとに氷床から氷山が分離しており、こ の現象を研究するには時間がかかると付け加えた。06年にも複数の氷 山がニュージーランドに向け漂流したことがあるという。

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