豪ドルや新興国通貨、アジア自動車株が上昇-日本の銀行株は下落

25日の外国為替市場ではオース トラリア・ドルと新興国通貨が上昇。株式市場ではアジアの自動車株 が堅調だ。いずれも経済成長が力強さを増すとの予想が背景にある。 一方、マンション専業大手、穴吹工務店が会社更生法手続き開始の申 し立てを発表したことを受け、日本の銀行株は8カ月ぶりの安値を付 けている。

豪ドルは、香港時間午前11時52分(日本時間午後零時52分) 現在、前日比0.7%高の1豪ドル=0.9256米ドルで取引されている。 豪準備銀行(RBA、中央銀行)のバテリノ副総裁がメルボルンでの 会議で、同国経済が「新たな拡大局面」に入ったとの認識を示したこ とが好感された。

日本の10月の輸出額の前年同月比での減少率が過去1年で最小 となったことを受け、マレーシア・リンギットや台湾ドルも上昇。M SCIアジア太平洋指数は前日比0.5%高の117.36となった。自動 車メーカーを含む消費関連株と素材関連株が上昇寄与度トップとな っている。一方で、TOPIX不動産業指数は同2.1%安、TOPI X銀行業指数は1.2%安。

HIアセット・マネジメント(ソウル)のファンドマネジャー、 クリスチャン・ジン氏は「来年のアジアの経済成長は、他の地域より も力強いものになるはずだ。内需は好調で、先進国への輸出も回復す る可能性が高い」と述べた。

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