米大統領、アフガン戦争での「任務終了」に向け近々新戦略発表へ

オバマ米大統領は24日、ホワイ トハウスハウスでの記者会見で、国際テロ組織アルカイダのネットワ ークを解体してアフガニスタンにおける「任務を終了」するとともに、 国民に対し同戦争について「明確な論理的根拠」を与える新戦略を発 表する意向を示した。

大統領は自身の目標達成に向けて、必要となる駐留米兵の規模に ついては明言を避けた。新戦略は26日の感謝祭後に、恐らく全米向 け演説という形で発表するという。大統領の日程に詳しい政府当局者 によると、12月1日前後に発表される可能性が高い。

オバマ大統領は「米国民は、現地で同胞が何を行っているか、ま たどのように目標達成を図っているかについて、明確な論理的根拠が 示されれば協力的になる」と語った。ただ、米国民は2001年に始ま った対アフガン戦争への懐疑的見方を強めており、ワシントン・ポス トとABC放送による最新の世論調査では52%がコストに見合う成 果を挙げていないと回答している。

米行政管理予算局(OMB)のオルザグ局長によると、新たに1 人をアフガンに派兵するのにつき100万ドル(約8800万円)の費用 が見込まれ、4万人の増派なら合計400億ドルの追加資金が必要にな る見通しだ。上院軍事委員会のカール・レビン委員長(民主党、ミシ ガン)は先週、アフガン増派に向け高所得者を対象に課税する考えを 示した。同委員長は、ブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、年収「20万ドルもしくは25万ドルを基準に、それを上回る高所 得者に追加所得税を課すこと」で、増派費用はまかない得ると語った。

ホワイトハウスのギブズ報道官は23日夜の会合前の時点で、い わゆる「戦争税」という考えがオバマ政権の議論に浮上したことはな いと言明している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE