米国各紙が感謝祭の祝日版値上げ、年末商戦折り込み広告に読者ニーズ

広告収入と発行部数の記録的 な落ち込みに見舞われているトリビューンやE.W.スクリップス など米新聞発行大手は、感謝祭の祝日版を値上げする。年末商戦の 値引き情報を掲載した折り込み広告に対する読者のニーズを想定し ている。

米国の今年の感謝祭は今月26日に当たる。ワシントンから米 カリフォルニア州サンバーナーディノに至る全米各地の新聞社は 26日版を日曜版価格とし、米年末商戦の伝統的スタート日とされる 感謝祭の翌日の「ブラックフライデー」のバーゲンセールの広告を 大量に折り込む予定だ。

E.W.スクリップスのシニア・バイスプレジデント、マーク・ コントレラス氏は、「われわれにとっては年に1度のイベントだ」と 述べ、「当社が各地で発行する感謝祭の祝日版は1年で最多の発行部 数となる」と語った。

新聞各紙は今年1-9月に広告収入が3割減少したことに対応 し、人員や紙面の欄の削減、資産売却などを進めている。米国新聞 協会のデータによると、米紙の3割強は感謝祭の祝日版を値上げす る。

トリビューンの広報担当者ケート・マースマン氏によると、主 要紙シカゴ・トリビューンは26日版の発行部数が4倍に増加する と見込んでおり、価格は1部1.99ドルと、通常の75セントから2 倍強に引き上げる。

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