英商業用不動産が狙い時、あたかも7カ月前の株式-投資会社が推奨

【記者:Rodney Jefferson】

11月25日(ブルームバーグ):最初は社債、次は株式だったが、 今は英国の商業用不動産が買い時-。英スコットランドのエディンバ ラで、総額約4000億ポンド(約59兆円)の資産運用の助言を行うス トラテジストらは、投資家にこう推奨している。

スタンダード・ライフ・インベストメンツのグローバル戦略責任 者、アンドルー・ミリガン氏によれば、同社は小売店やオフィスビル、 倉庫への投資比率引き上げを検討するよう投資家に勧めている。また、 アバディーン・アセット・マネジメントのマイク・ターナー氏は、商 業用不動産市場が現在、約7カ月前の株式市場によく似た状況だと話 す。

ターナー氏はエディンバラでのインタビューで商業用不動産に ついて、「主要資産クラスで唯一なお高水準のリスクプレミアムが正 当化される水準を上回っている。われわれが注目してきたのはそのた めだ」と説明。「底を打ったばかりで、若干上向きつつある今の段階 は『4月』と表現するのがふさわしい」と付け加えた。

インベストメント・プロパティー・データバンクによれば、10 月の英国の商業用不動産価格は前月比1.9%上昇し、2005年12月以 来の大幅な上昇率を記録した。価格は2年余り下落が続いた後に反転 し、3カ月連続で上げているが、07年6月のピーク時をなお42%下 回っている。

スタンダード・ライフのミリガン氏は「今は不動産の戦略的投資 ウエートを再検討する好機のようだ。われわれが現在、控えめなペー スであっても通常の景気回復の始まりにあるとすれば、今後の不動産 価格がいや応なしに一段と高くなるのは明らかだ」と述べている。

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