商品相場:来年1-6月に軟化か、ドル反発で-英スタンダード銀

英スタンダード・チャータード銀 行は金属や原油、粗糖相場が2010年1-6月(上期)に下落するとの 見通しを示した。ドル相場の上昇に加え、需要の伸びが予想を下回る とみられるためとしている。同銀の利益の大半は新興市場が占めてい る。

銅や粗糖、原油、金にけん引され、商品のロイター・ジェフリー ズCRB指数は年初来で約20%上昇している。主要6通貨に対するド ル指数は7.3%低下し、他の資産を保有している買い手によるドル建 て原材料の需要が拡大している。

ヘレン・ヘントン氏(ロンドン在勤)率いる同銀のアナリストら は23日付リポートで、「10年1-6月にはドル相場が反発し、世界経 済の回復の持続性に対する懸念が浮上すると予想される」と指摘。「流 動性は依然として十分にあり、商品相場の下落が大幅なものとなる可 能性は低い」との見方を示した。

スタンダード・チャータード銀は、来年下期(7-12月)にはド ル相場は再び軟化し、世界の経済成長の改善と金融市場の流動性を背 景に「投資資金」の流入が増えると予想。アナリストらは、金相場は 来年1-6月には下落するが、中央銀行による購入の増加により10- 12月(第4四半期)の平均は1オンス当たり1300ドルになるとみて いる。

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