英住宅ローン規制:ファンドやPEも対象に、FSA権限強化-当局者

【記者:Gonzalo Vina】

11月24日(ブルームバーグ):ダーリング英財務相は金融サー ビス機構(FSA)に対して、1兆2000億ポンド(約176兆円) 規模の住宅ローン市場を取り締まる権限の強化を認める提案を行う。 財務省当局者が明らかにした。ロンドン時間25日午前9時(日本時 間同日午後6時)に公表される。

提案によれば、賃貸物件購入のためのローンや二番抵当の住宅ロ ーンがFSAの監視対象となる。また、FSAは住宅ローン債権を保 有するヘッジファンドやプライベートエクイティ(未公開株、PE) 投資会社に対して、消費者対応で一般の金融機関と同じ規定の順守を 義務付けることが可能になる。

FSAは今月、所得証明のない借り手の自己申告に基づく住宅ロ ーンの禁止などの規定を導入した。ダーリング財務相は家計の過度の 借り入れや金融機関によるリスクの高いローン貸し出しを防止する ため、規制をさらに強化したい考えだ。賃貸物件購入のためのローン は現在、規制対象となっておらず、二番抵当は公正取引委員会(OF T)が監督している。

今回の提案の公表後3カ月間、金融機関や消費者団体からの意見 募集が行われる。ダーリング財務相は改訂後の法案の来年初めの議会 上程を目指す。

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