米プルデンシャル、蘭INGの部門買収の公算-ウェルズ・ファーゴ

米生保2位のプルデンシャル・フ ァイナンシャルは、オランダの金融サービス最大手INGグループが 政府支援を受けたことに伴い売却を目指している部門を買収する公算 がある。米銀ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ジョン・ホール氏が 24日付の顧客向けリポートで指摘した。

ホール氏は、プルデンシャルが買収を目指すのはINGの米年金 事業、もしくはアジアの保険部門の可能性があるとみている。同業の 米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)がアジアに 保有する事業よりも、「目先の買収対象となる可能性が高い」と分析。 同氏はプルデンシャルの投資判断を「アウトパフォーム」と従来の「マ ーケットパフォーム」から引き上げた。

政府支援の受け入れに伴い、INGとAIGが資産売却を進める なか、プルデンシャルに加え同業の米メットライフも買収検討の意向 を表明している。プルデンシャルのマーク・グライアー副会長は9月 のインタビューで、日本で買収先を模索していると語り、買収資金の 調達で社債か株式を発行する可能性を示した。

24日のニューヨーク株式市場でプルデンシャル株は2.9%高の

50.51ドルで終了。今年これまでに約67%上昇しており、M&A実施 に向け財務面での条件は好転している。

プルデンシャルの広報担当者ボブ・デフィリッポ氏からのコメン トは得られていない。

INGの部門に対しては、メットライフや同業のフランスのアク サも買収提案を行う可能性があるとホール氏は指摘。AIGのロバー ト・ベンモシュ最高経営責任者(CEO)は、資産売却に先立ち、価 格が一定水準を確立するまで実施を遅らせる方針を示している。

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