アインファ株が反発、店舗経費節減で上期業績上振れ-通期も増額期待

調剤薬局で国内首位のアインファ ーマシーズの株価が一時、前日比3.0%高の2270円と反発。グループ 内の業務効率化や店舗運営経費の節減などで収益性が向上し、上半期 (2009年5―10月)利益が計画を大きく上回ったもよう。既存の調剤 薬局も好調を維持しており、通期業績予想の増額修正が期待された。

同社が24日の取引終了後に公表した上半期決算速報によると、連 結営業利益は前年同期比31%増の28億4000万円になったもようで、 前回予想を4億9000万円(21%)上回った。売上高が前年同期から 5%増えたことに加え、販売管理費の抑制などで営業利益率が1.0ポイ ント上昇し4.8%になったことが奏功した。同社IR担当の酒井雅人氏 は「業務効率化を図り、無駄を洗い出してシステム化できる部分をシス テムに改めたことが良かった」と述べている。

いちよし経済研究所の橋口和明アナリストは、「店舗経費の効率的 な運用によって、全社経費が節減できた点がポジティブだ。下半期に業 績が悪化するような要因は想定されないため、通期業績の上振れは必 至」と分析、今期(2010年4月期)の連結営業利益を66億5000万円 と予想し、投資判断「買い」を継続した。

会社側は今期連結売上高を前期比10%増の1270億円、営業利益が 同14%増の60億5000万円と、それぞれ過去最高を見込んでいる。12 月3日の上半期決算発表時に通期業績予想も見直す予定。

08年8月に資本業務提携を締結したセブン&アイ・ホールディン グスとの取り組みも進展。今月27日には西武百貨店池袋本店(東京都 豊島区)の地下1階から地上2階の3フロアにドラッグストアを開業す る計画だ。酒井氏は「百貨店の中にこれだけの規模でドラッグストアを 出店するケースは業界初とみられ、期待している」と話していた。

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