米トウモロコシ:今月に入って最大の下げ-相場上昇で農家が売り

シカゴ商品取引所(CBOT)の トウモロコシ相場は24日、今月に入って最大の下落率を示した。相場 が先週、5カ月ぶりの高値に上昇したことから、米農家による売りが 拡大したことが背景。米国の収穫高は過去最高に近い水準になると予 想されている。

米農務省(USDA)の10日の発表によると、米国の収穫高は 129億2100万ブッシェルと、過去2番目の高水準になるとみられてい る。22日時点の収穫率は約68%と、前週の54%から上昇した。US DAの23日の発表によると、この時期の過去5年平均は94%。

アグリソース(シカゴ)の市場担当シニアアナリスト、グレッグ・ ワグナー氏は今年の収穫が終了しつつあるなか「農家は売りを増やし ている」と指摘。「現物の売りの増加が先物市況の軟化につながってい る」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場2010年3月限は前日比11.25 セント(2.8%)安の1ブッシェル当たり3.92ドルと、10月30日以 降で最大の下落率を示した。一時は3.9025ドルと、中心限月としては 今月12日以来の安値を付けた。5営業日続落は2月以降で最長の下落 相場となる。

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