NY金:8日続伸、ドル先安感で需要高まる-終値1165.80ドル

ニューヨーク金先物相場は8日 続伸。ドルがさらに下落すれば中銀や投資家は代替投資先としてよ り多くの金を買うとの見方から需要が高まった。

金は前日、1オンス=1174ドルを付け、過去最高値を更新した。 主要6通貨のバスケットに対するICEのドル指数の下げ幅が過去 2週間で最大となったほか、ロシア中銀が10月の金保有量は前月 から増加したと発表したことが背景。ドル指数は年初から7.7%下 げている。前日にはまた、金連動型ETF(上場投資信託)として は最大の「SPDRゴールド・トラスト」の金保有量が6月以来の 高水準に達した。

プロスペクター・アセット・マネジメントのレナード・カプラ ン社長は「米連邦準備制度理事会(FRB)が超低金利政策を維持 すると繰り返せば、ドルが下げ、金が上昇することになる」とした たうえで、「だが、金が短期的に下げる可能性は十分にある」と語っ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物12月限は前日比1.10ドル(0.1%)高の1オンス=1165.80ドル で取引を終了した。一時は0.6%上昇する場面も見られた。年初か らは32%上昇しており、このままいけば年間ベースの上げ幅は1979 年以来の最高となりそうだ。

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