欧州株:下落、米個人消費の伸び悩みを嫌気-UBSが安い

欧州株式相場は下落。ドイツの Ifo経済研究所が発表した11月の独企業景況感指数が1年3カ月 ぶり高水準を記録したが、第3四半期の米国内総生産(GDP)改定 値で個人消費の伸びが予想を下回ったことから売りが優勢となった。 ダウ欧州600指数は前日、過去5週間で最大の上げを記録していた。

スイスの銀行、UBSは下落。BOAメリルリンチ・グローバ ル・リサーチが最も好まない銘柄リストに加えたのが嫌気された。フ ランスの電気機器メーカー、ルグランも大幅下落。同社の2大株主が 持ち株比率を引き下げたのが売り材料だった。

一方、欧州小売り最大手、フランスのカルフールは上昇。JPモ ルガン・チェースが同社の株式投資判断を引き上げたのが背景。

ダウ欧州600指数は前日比0.7%安の246.88で終了。今年3 月9日以降では56%値を戻した。

アジリ・ジェスションのファンドマネジャー、アルノー・スカ ルパチ氏は「経済統計は景気の強弱が混在した内容だ。ボラティ リティーが高く、相場の方向性が見えない。慎重な姿勢を維持するの が最善だ。相場の流れは一瞬にして変わる可能性もある」と述べた。

米GDPと独企業景況指数

米商務省が発表した第3四半期(7-9月)の実質国内総生産 (GDP、季節調整済み、年率)改定値は前期比年率2.8%増加と、 速報値の3.5%増から下方修正された。個人消費も同2.9%増と速 報の3.4%増から下方修正された。

Ifo経済研究所が発表した11月の独企業景況感指数は93.9 に上昇した。

UBSは2%安。BOAメリルリンチ・グローバル・リサーチ は、UBSが「主要な事業分野で市場シェアを失っている」と指摘し た。

ルグランは6.5%下落。投資会社のウェンデルとコールバーグ・ クラビス・ロバーツ(KKR)がいずれも3000万株を売却、両社 の持ち株比率は合わせて50%強とこれまでの約61%から低下した。

原題: European Stocks Decline on U.S. Consumer Spending;

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