欧州債:ドイツ債上昇、株安で資金流入-銀行増資と米景気懸念で

欧州債市場ではドイツ債相場が 上昇。この日発表された米国内総生産(GDP)改定値が速報値から下 方修正されたことや、銀行が資本強化を余儀なくされるとの懸念から株 式相場が下落し、安全資産としての国債需要が高まった。

10年債利回りは一時、ここ3週間で最低の水準となった。ドイツ 3位の州立銀行WestLBに対する救済の枠組みで同行株主間で意見 が割れているなか、WestLBが同国政府と救済計画に関する協議を 進めていることが材料視された。米国の第3四半期GDP改定値は前期 比年率2.8%増加と、速報値の3.5%増から下方修正された。

エボリューション・セキュリティーズの信用調査責任者、ゲーリ ー・ジェンキンス氏(ロンドン在勤)は「経済データは改善している が、決定的な持続的回復を示すものではない。これは10年債には支援 要因だ。短期債も買われている」と語った。

ロンドン時間午後4時14分現在、10年債利回りは前日比2ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.25%。一時は3日以 来の低水準となる3.24%を付けた。同国債(表面利率3.25%、2020 年1月償還)価格は前日比0.18ポイント上げ99.99となった。2年 債利回りは1.31%と、前日を3bp下回った。

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