英FSA:ノムラ・インターナショナルに罰金175万ポンド

英金融サービス機構(FSA)は 24日、野村ホールディングス傘下のノムラ・インターナショナルに175 万ポンド(約2億5700万円)の罰金を科したことを明らかにした。シス テムとコントロールの不備によりデリバティブ(金融派生商品)の価格 評価が不正確だったことが理由だという。

FSAによると、ノムラのインターナショナル・エクイティ・デリ バティブズ(IED)部門は金融商品の価値評価で求められる基準を満 たさなかった。2008年に評価ミスがあり、合計で1630万ポンドの調整 と、香港在勤のトレーダーの停職処分につながったという。

FSAの法令順守ディレクター、マーガレット・コール氏は発表文 で、「トレーダーは金融商品の価値を正確に評価し、企業はシステムと コントロールの仕組みによって、トレーダーらが自身のポジションの評 価を誤るリスクを最小限に抑えなければならない」と指摘した。

金融危機の発生以来、FSAは不正確な資産評価への監視を強めて いる。5月には持ち高を隠していたこと理由に元モルガン・スタンレー のトレーダーを業務停止処分とし、同社には140万ポンドの罰金を科し た。

ノムラは電子メールで、「2008年6月に価格評価の間違いに気付き、 直ちに対処した。徹底的に調査するとともに当局にはすべての情報を伝 えた。当社の対応は迅速で透明であり、当局もこれを認めている。 問題は終了したと考えている」とのコメントを出した。

FSAによると、ノムラは調査に協力したため、罰金は250万ポン ドから減額された。

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