永易全銀協会長:ゆうちょ銀、民営化凍結なら「相当のこと申し上げる」

全国銀行協会の永易克典会長(三菱 東京UFJ銀行頭取)は24日の定例会見で、民営化見直し議論が進むゆ うちょ銀行について、同行への利便性供与は「民営化が大前提で、その 条件が変わるなら公正な競争条件ではなくなる」と指摘。民営化が凍結 されれば銀行界も対応を見直さざるを得ないとの見通しを示した。

今国会で審議入りする予定の日本郵政グループの株式売却凍結法案 に関連して答えた。永易氏は法案が成立した場合は「相当のことを申し 上げざるを得ない」と述べ、提携の見直しなどを示唆した。全銀協は今 年1月、ゆうちょ銀とシステムを接続し、相互送金などが可能となって いる。

また、永易氏は景気認識として、前期比年率4.8%増だった7-9月 の実質国内総生産(GDP)を踏まえ、「持ち直しの動きを続けており、 外需と政府の経済対策により来年にかけて回復傾向をたどるのがメーン シナリオ」との見方を維持。ただ、米景気の動向や円高傾向は不安要素 で「二番底リスクがないとはいえない」と懸念を表明した。

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