7-9月の独GDP:前期比0.7%増-速報値と変わらず

ドイツ連邦統計庁が24日発表し た2009年7-9月(第3四半期)の実質GDP(国内総生産)改定値 (季節調整済み)は前期比0.7%増と、13日公表の速報値と変わらず となった。企業による在庫積み増しと設備投資の増加が寄与し、4- 6月(第2四半期)からは成長が加速した。

第3四半期GDPに対する寄与度は、在庫投資がプラス1.5ポ イント、設備投資がプラス0.1ポイント。一方で貿易と民間消費が足 を引っ張った。4-6月期GDPは前期比0.4%増だった。

世界的な景気回復でドイツの輸出品に対する需要が喚起され、製 造業者が生産を増やすなか、企業は在庫の再構築に動いている。メル ケル政権は850億ユーロ(約11兆2600億円)を投じ、回復を支えて いる。

ウニクレディトのドイツ担当チーフエコノミスト、アレクサンダ ー・コッホ氏(ミュンヘン在勤)は、「短期的な効果と景気刺激策によ って動かされているため、現在の景気拡大ペースは持続可能なもので はない。12年半ばまで生産と成長が危機前の水準に戻ることはないだ ろう」と指摘している。

7-9月期の民間消費は前期比0.9%減。政府の自動車買い替え 奨励策が9月初旬に終了した影響が出た。輸入は5%増、輸出は3.4% 増。設備投資は1.3%増だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE