英中銀元委員:量的緩和と資産価格上昇に因果関係-徐々に解除を

【記者:Scott Hamilton and Svenja O’Donnell】

11月23日(ブルームバーグ):イングランド銀行(英中央銀行) 金融政策委員会(MPC)の元委員、チャールズ・グッドハート氏は 23日、株価の上昇と為替動向を踏まえ、英中銀は資産買い取りプログ ラムを通じた量的緩和を徐々に解除すべきだとの考えを明らかにした。

米モルガン・スタンレーのシニア経済コンサルタントを務めるグ ッドハート氏は23日付の同社のリポートで、「株価上昇と為替の動き の大きさを考えると、各国中銀が金融システムにさらに大量の流動性 を注入するは賢明ではないと受け止められるだろう」と指摘。「各国・ 地域の経済は安定してきており、大恐慌の二の舞は回避された。たぶ ん今が勝利宣言を行い、解除を準備する時期だ」との見解を示した。

同氏とモルガン・スタンレーのエコノミストらはその上で、「リス クを伴う資産価格の上昇と量的緩和との間に因果関係がないと考える ならそれは誤りだろう」と述べ、「各国中銀当局者は、良い政策だった としても行き過ぎがあり得ると認識する必要がある」と警告した。一 連の発言内容は、資産買い取り枠をさらに拡大するかどうかについて、 「予断を持たない」と語った英中銀のキング総裁とは対照的だ。

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