米投資会社アポロ:NY証取への上場を計画-金融株の需要が回復

レオン・ブラック氏とジョシュ ア・ハリス氏率いる米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントが、 投資家が保有する未公開のクラスA株3560万株の登録手続きを行っ た。株式公開を容易にする狙いがある。

これらクラスA株は当初、2007年8月に未公開のまま1株24ド ルで売り出され、機関投資家と富裕層の投資家のみが参加できる米ゴ ールドマン・サックス・グループの取引システム「GSTrUE」を 通じて取引されていた。アポロは23日付の米証券取引委員会(SEC) への届け出で、ニューヨーク証券取引所での株式上場を目指す計画を 明らかにした。

今回の株式登録を促した背景としては、金融株に対する需要の回 復が挙げられる。ライバルの米投資会社ブラックストーン・グループ の株価は株式市場が底を打った3月9日以後167%上昇。ヘッジファ ンド運用会社の米フォートレス・インベストメント・グループの株価 も271%上げている。

ただ、こうした投資熱が冷める可能性があるとの声も聞かれる。 IPOファイナンシャル・ドット・コムのデービッド・メンロー社長 は「これらの企業が投資を正当化するのに必要な価格水準で資金を回 収できないかもしれないという懸念が高まっている」と話す。

アポロの09年6-8月(第3四半期)決算は純損益が4670万ド ルの赤字となったが、投資利益の計上などで前年同期(4億8180万ド ル)から赤字幅が縮小した。

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