モルガンS:元メリル幹部モフィット氏採用-証券化事業の復活に備え

米金融大手モルガン・スタンレー は証券化商品の復活に備えて、元メリルリンチ幹部のデービッド・モ フィット氏(47)を採用した。同氏は12月1日に入社し、モルガン・ スタンレーの資本市場部門で証券化事業を担当する。

ブルームバーグ・ニュースが入手した社内メモによると、ニュー ヨーク在勤となるモフィット氏はグローバル・クレジット・ソリュー ションズの責任者に就き、世界資本市場部門の共同責任者ラジ・ダン ダ(41)、ジョン・ハイマン両氏の直属となる。また、スティーブ・ ダントニオ氏の直属で証券化商品の販売・取引を担当するJ・D・ピ アース氏(41)と連携するという。

2008年に銀行持ち株会社となるまで米証券2位だったモルガ ン・スタンレーは、証券化事業からの収入増を目指して販売・取引で 最大400人の採用を進めている。昨年低迷した債券・株式の引き受け 業務が今年は回復してきており、ダンダ氏は証券化事業の来年の復活 を見込んでいる。

ダンダ氏はインタビューで証券化事業について、「資本市場部門で 大きく成長する分野の一つだ」と語り、「引き受け業務が2倍に拡大す ると期待する者はいないが、証券化ないし仕組み商品事業は2倍もし くは3倍に大きくなる可能性がある」と話した。

証券化商品への需要は、住宅ローンを裏付けとする証券の暴落な どがきっかけとなった大恐慌以来最悪の金融危機を受け、昨年と今年 これまでは大きく落ち込んだが、「価格や資産タイプ、レバレッジに関 して借り手の市場に対する期待は、妥当な水準になっている」とダン ダ氏は説明した。

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