新興市場の株式・通貨が上昇-商品相場高や低金利維持との観測で

23日の新興市場では、株価指数 が過去1週間で最大の上昇。商品相場の上昇に加え、各国中央銀行は 世界的な景気回復を支えるため低金利を維持するとの観測が材料と なった。新興国・地域の通貨も値上がりした。

ハンガリー中央銀行が23日に政策金利を約3年ぶり低水準に引 き下げたことを受け、同国のブダペスト証取指数とポーランドのワル シャワWIG20種指数は2%余り上昇。ロシアのMICEX指数は

1.6%高、ブラジルのボベスパ指数は0.7%値上がりした。

MSCI新興市場指数はニューヨーク時間午後3時29分(日本 時間24日午前5時29分)現在、前週末比1.3%高の977.13。米 銀JPモルガン・チェースによれば、中南米の株式相場は来年末まで に過去最高値に迫る水準まで回復する見通し。予想を上回る企業業績 が、株価指標を向こう1年1カ月で27%押し上げると予想している。

外国為替市場では、米セントルイス連銀のブラード総裁が、政策 当局は来年3月以降も刺激策を維持するべきとの考えを示したこと を受け、ブルームバーグが集計している新興国・地域の18通貨のう ち16通貨が対米ドルで上昇した。アジアではフィリピン・ペソや台 湾ドルが上昇をけん引。中南米ではチリ・ペソが1.8%高、ブラジル・ レアルは0.3%上げた。

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