日航:企業年金の30%削減を提案、現役は5割強-OBと組合に説明

【記者:クリス・クーパー】

11月24日(ブルームバーグ):経営再建中の日本航空の西松遥社長 は23日、退職者と労働組合のそれぞれに対し、企業年金を30%削減す ることを提案した。現役の社員の削減幅は5割強とする案も併せて説明 した。

広報担当の南場太郎氏が24日、ブルームバーグ・ニュースの電話 取材に対して明らかにした。

共同通信は23日、日航に対する政府支援の前提となる企業年金給 付削減の割合について、退職者分を3割強、現役社員分を5割強とする 案を固め、同日都内で開いた退職者向け説明会で西松長が提示したと報 じていた。

日航の退職者で組織する「JAL企業年金の改定について考える 会」のウェブサイトによると、同社の退職者、約9000人のうち3分の 1以上が、支給額の5割超の減額という企業年金の提案に反対票を投じ る予定だった。3分の1以上の反対があれば、提案は阻止される。

日航の株価は午前10時3分現在、前週末比9円(9.5%)安の86 円と上場来安値を更新している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE