住友電工株が急反発、自動車事業でのシェア拡大期待広がる

電線首位の住友電気工業株が一時 前週末比4.7%高の1065円と急反発。10月5日以来、1カ月半ぶりの 上昇率となっている。自動車関連事業を中心に足元で業績が改善傾向 にあり、主力のワイヤーハーネスでのシェア拡大を背景とした業績拡 大への期待感が高まっている。

野村証券では24日、同社の投資判断を「2(中立)」から「1(買 い)」へ引き上げた。松本裕司アナリストはリポートで、米国ワイヤー ハーネスメーカーの破たんをきっかけに、「自動車メーカーの中に経営 体力の劣る欧米の競合メーカーから当社へ調達先を変更する動きが明 らかになってきた」と指摘。ハイブリッド車や電気自動車などの普及 も同社にとって有利に働くという。

そうした結果、ワイヤーハーネスのシェア拡大により来期(2011 年3月期)や12年3月期にかけて大幅な利益成長が続くと予想。業績 予想の上方修正に伴い、目標株価を従来の1350円から1450円へと変 更した。

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