住友鉱など非鉄金属株に買い、金相場は再び過去最高値を更新

住友金属鉱山など非鉄金属株が高い。 米国の低金利政策の長期化観測を背景に、ドルの代替投資先として位置 付けられている金先物相場が23日、再び過去最高値を更新した。在庫評 価益の上昇観測などから、関連銘柄に買いが先行している。

午前9時47分現在の住友鉱の株価は前週末比1.2%高の1446円。 東証非鉄金属指数は同1.9%高の701.49と、東証業種別33指数の値上 がり率2位。三菱マテリアルのほか、貴金属リサイクルの松田産業、ア サヒホールディングスなども高い。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12 月限は23日、一時1オンス=1174ドルまで上げ、過去最高値を再び更 新した。ドルの低迷で代替投資先としての金の魅力が高まっており、金 相場の年初来パフォーマンスは31%。

明和証券の矢野正義シニア・マーケットアナリストは、「米国は景気 対策として輸出振興を目指しており、景気がある程度回復するまでは低 金利政策とドル安という方向性だろう。このため、金はまだ上昇する可 能性がある」と見ている。

23日のドルの実効レート(米国の主な貿易相手国との貿易比重に応 じて算出した指標)は、前週末比0.7%安の75.13。先週16日には年初 来最低となる74.89を付け、その後も安値圏で推移している。

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