ロシア中央銀行:10月の金保有高、前月比2.6%増加

ロシア中央銀行は、10月の金保 有高が前月比で2.6%増加したと発表した。ロシアをはじめとする各 国は金準備の積み増しに動いている。

ロシア中銀のウェブサイトによると、ロシアの金準備は10月に 1950万オンスとなり、前月の1900万オンスから増加した。ドルが一 段と下落する中、金相場が23日に過去最高値を更新したことで、同国 の金準備の価値は約229億ドル(約2兆350億円)相当に達した。

同中銀のイグナチェフ総裁は18日、モスクワで記者団に対し、「中 銀は、金・外貨準備の運用先の分散を図る狙いから数年かけて金準備 を積み増してきた」と説明。金が準備高に占める割合は今年、以前よ りも速いペースで拡大したと付け加えた。

各国中銀や投資家が通貨の下落やインフレに対するリスクヘッジ 手段を求める中で、金相場は年間ベースで9年連続の上昇となる勢い だ。インドは先月、国際通貨基金(IMF)から金を購入。スリラン カ中銀も金の購入計画を発表した。仏ソシエテ・ジェネラルなど金融 機関のアナリストらは、中銀からの金需要の拡大を予想している。

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