11月の独Ifo景況感、93.9に上昇-15カ月ぶり高水準

ドイツのIfo経済研究所が24 日発表した11月の独企業景況感指数は93.9に上昇し、昨年8月以来 1年3カ月ぶりの高水準となった。独経済の景気回復が来年加速する 可能性が示唆された。

前月は92.0(改定前=91.9)だった。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト37人の予想中央値では、11月は92.5への上 昇が見込まれていた。今年3月には82.2と、26年ぶり低水準を記録 した。

企業による在庫補充と輸出受注増加で製造業生産が高まったこと を背景に、ドイツ経済は7-9月(第3四半期)に成長が加速。11月 のドイツ製造業は2カ月連続で拡大したほか、独株式指標であるDA X株価指数は年初来から20%上げている。

バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(シュツットガルト)のエ コノミスト、イエンス・オリバー・ニックラッシュ氏は、「世界の終わ りはキャンセルされた。財政・金融面の刺激策が終了するのに伴い、 景気の勢いは弱まるだろうが、新規受注は堅調で、現状は良好なよう だ」と語った。

Ifoの11月の現状指数は89.1と、前月の87.4(改定前=87.3) から上昇。期待指数も98.9と、10月の96.8から改善した。

Ifoのエコノミスト、ゲルノート・ネルプ氏はブルームバーグ テレビジョンとのインタビューに応じ、「ドイツ経済は回復の途上にあ るようだ。今回はとりわけ製造業が事業環境で改善を示した」と語っ た。

ユーロ相場は統計発表後、1ユーロ=1.4936ドルまで上昇した。 ドイツ2年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇し1.35%となった。

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