米企業の09年社債発行額:年間の過去最高を更新-低金利や需要増で

米国企業による今年の社債発行額 は1兆1710億ドル(約104兆円)となり、年間の過去最高だった2007 年をすでに上回った。企業は昨年の信用収縮を受けた低金利や債券需 要の高まりを活用した。

ブルームバーグが集計したデータによれば、米国での投資適格級 債券と高利回り・高リスク(ジャンク)債券の今年の合計発行額は、 07年の1兆1670億ドルを上回った。08年は8740億ドルだった。

今年の米社債の起債額は1-3月(第1四半期)が過去最高の 3859億ドル、4-6月(第2四半期)は3319億ドル、7-9月(第 3四半期)は2684億ドル。

23日現在、投資適格級債券の発行額は1兆310億ドル。07年の同 期は9305億ドルだった。高利回り債の発行額は1396億ドル。ジャン ク債発行額の過去最高は06年の1491億ドル。

ナイト・リベルタスの債券調査・戦略ディレクター、ブライアン・ イェルビントン氏は、昨年の金融危機の際に信用市場から締め出され た企業は、その時経験した借り換えリスクに再び見舞われる事態を避 けるため、借り入れに一段と積極的になっており、比較的年限の長い 債券を起債していると述べた。借り入れコストが歴史的に低いことも 起債増加の理由に挙げている。

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