米クアルコム:EUが調査打ち切り-NECなど訴え撤回

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欧州連合(EU)の行政執行機 関である欧州委員会は24日、米通信技術のクアルコムに対し4年 にわたって実施していた競争法違反に関する調査を打ち切った。同社 が特許使用料を過剰請求していると主張していたNECやフィンラ ンドのノキア、スウェーデンのエリクソンなどが訴えを取り下げた ためという。

欧州委は声明で「すべての訴えが取り下げられたか、もし くは取り下げの意向を示している。これを踏まえ、委員会は本件で これ以上調査を進めるのは適切ではないと判断する」と発表した。

クアルコムは電子メールを発表し、調査打ち切りに対して「非 常に満足している」とコメントした。

日本の公正取引委員会は今年9月、クアルコムに対し、日本国 内で携帯端末などの製造・販売業者と締結したライセンス契約をめ ぐり、業者側を不当に拘束する条項が契約に含まれていたとして、 独占禁止法違反(不公正な取引方法)で排除措置命令を出した。

NECは24日、文書を発表し、公正取引委員会の排除措置命令 は「必須特許の権利者が従うべき重要な原則を確認したものだと考 えている」、「クアルコムに対し、直ちに公正取引委員会の排除措 置命令に従い、そのライセンスを公正、合理的かつ非差別的に行う よう求めるものである」と述べた。

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