【個別銘柄】輸出、不動産、徳島銀、チヨダ、DNA、三井化、東電

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材料銘柄の終値は以下の通り。

輸出関連株:ホンダ(7267)が前日比2.6%高の2795円など、輸 送用機器指数が東証業種別33指数で上昇率1位。電気機器も高い。日 本の10月の輸出額は前年比の減少率が3カ月連続で縮小し、ブルーム バーグ・ニュースのエコノミスト調査の予想中央値を上回った。7-9 月期の実質国内総生産の輸出が前期比で好調だった流れが継続している ことが確認された。

不動産関連:東証不動産指数を構成する47銘柄のうち31銘柄が下 落し、業種別33指数で下落率2位となった。個別ではタカラレーベン (8897)が4.8%安の491円、日神不動産(8881)や東京建物(8804) の下げも目立つ。マンション分譲の穴吹工務店(非上場)が24日、東 京地裁に会社更生手続きの開始を申し立てた。負債総額は1403億円で 今年5番目。信用警戒や収益環境の厳しさが再認識され、不動産株全般 に売りが先行した。

穴吹工務店関連:徳島銀行(8561)が7.9%安の270円で東証1部 値下がり率首位となったほか、香川銀行(8556)が5.4%安の264円、 テーオーシー(8841)も4.9%安の311円と急落。徳島銀は穴吹工向け の債権について、回収可能見込額控除後の残額26億円、香川銀は同20 億8900万円をそれぞれ第3四半期に引き当て処理すると発表した。ま たテーオーシーは、穴吹工株46億円を評価損処理するとしている。

チヨダ(8185):値幅制限いっぱいとなる10%(100円)高の 1053円。来年5月に上場30周年を迎えることや足元の業績動向などを 勘案し、10年2月期末に従来予想の普通配当20円に加えて記念配当20 円や特別配当20円も行うと発表。期末配当予想が従来の20円から60 円へ大幅に増加する見通しとなり、配当評価の買いが膨らんだ。

東京電力(9501):1.3%高の2275円。シティグループ証券では4 年連続の増益を織り込みに行く好機が到来したと指摘し、増益とともに 増配への期待も高まっていくと予想。25日付で投資判断を「中立」か ら「買い」に引き上げた。同社株がけん引する格好で、電気・ガスは東 証業種別指数で上昇率3位。

東急リバブル(8879):6%高の744円。主力の仲介が回復局面に あると評価し、三菱UFJ証券は10年3月期以降の業績予想を増額。 投資判断を「3(市場平均並み)」から「2(アウトパフォーム)」へ 引き上げた。

ディー・エヌ・エー(2432):5.2%高の38万6000円。NTTド コモ(9437)との共同出資会社を来年4月をめどに設立すると発表。利 用者が自作の小説などを携帯で読むサイトの開設が目的。新会社の出資 金は16億円で、出資比率は同社が70%、ドコモ30%。

ダイドードリンコ(2590):4.3%高の2645円。2010年1月期の 連結営業利益予想を前期比38%増の36億円(従来予想22億円)へ引 き上げた。売上高は従来計画通りながら、業務の全面的な見直しによる 固定費削減などが寄与し、一転増益予想となる。

ジーンズメイト(7448):7.6%安の449円で、東証1部値下がり 率2位。11月度の既存店売上高は前年同月比19%減だった。前年割れ は2カ月連続。客数は6.2%減、客単価が13.6%低下。アウターは堅調 だったが、それ以外の冬物商品群が苦戦した。

三井化学(4183):1.5%安の202円。一時は3.4%安の198円と 1998年1月以来、11年10カ月ぶりの200円割れ。公募増資の発行価格 を198円に決定した。これにより最大433億円(手取概算額)を調達す る。1株利益の希薄化や需給悪化への懸念が継続した。

日本橋梁(5912):22%高の248円で東証1部の値上がり率首位。 東京証券取引所が24日付で日々公表銘柄指定を解除すると発表。規制 解除を好感した買いが優勢となった。

テンプホールディングス(2181):5.8%安の791円。株式公開買 い付け(TOB)成立後の日本テクシード(2431)の株価がストップ安 (80円)の249円と下げ止まらないことから、TOB価格525円に対 して株式評価損の計上などを懸念した売りが増えた。

ユーシン(6985):3.1%高の431円。180万株(発行済株式数に 対する割合5.63%)を上限に自社株取得を決議した。取得期間は11月 25日から10年1月14日まで。

西松屋チェーン(7545):1.6%安の780円。11月度の既存店売上 高は前年同月比12.1%減だった。子供衣料や実用衣料で冬物が全般苦 戦したほか、価格競争も厳しくなった。客単価は同4.6%低下と、前月 (3.8%低下)から悪化した。

アインファーマシーズ(9627):2.7%高の2265円。第2四半期 (5-10月)の連結純利益は前年同期比61%増の13億4000万円(従 来予想は8億8000万円)になったもよう。主力の調剤薬局で既存店が 堅調に推移したことに加え、経費削減効果も出た。有価証券評価損など 当初見込み損失が発生しなかったことも利益を押し上げた。野村証券で は収益力が強化された点はポジティブと評価。

アンジェスMG(4563):19%(2万円)高の12万2900円とスト ップ高。ダンベル(リボン)型E2Fデコイオリゴの物質特許が日本で 成立したと発表。同特許に先立ってNF-κBとAP-1それぞれのダ ンベル型デコイオリゴに関する物質特許シリーズも成立しており、炎症 に関連する主要な転写因子3種に対するダンベル型デコイオリゴの広範 な権利を有することになったとしている。

ウェブクルー(8767):2.2%高の5万6200円。介護・看護業界に 特化した求人サイトを20日にオープンした。高齢化で介護や看護のサ ービスに対する需要が増加する一方、サービスの担い手は慢性的に不足 しており、そのギャップを埋めることを狙うとしている。

スカイマーク(9204):7.9%高の273円。25日付日本経済新聞朝 刊では、機材統一によるコスト削減などから、不振の目立つ国内航空業 界で気を吐く急回復企業、と紹介されていた。

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