ポール議員の金融政策監査案、FRBの独立性制限-クロズナー元理事

元米連邦準備制度理事会(FR B)理事のランドール・クロズナー氏は23日、議会に提案されたF RBの金融政策を監査対象とする措置について、FRBの独立性とイ ンフレ抑制力を制限するものだと指摘した。

シカゴ大学教授のクロズナー氏(47)はブルームバーグラジオ のインタビューに答え、「実現すれば、FRBの独立性という恩恵が 失われ、実に残念なことになる」とした上で、「短期的な議会の圧力 からは独立を維持させつつも、議会への説明責任を持たせるようにす るのがこの措置の特徴だろう」と語った。

下院金融委員会は先週、政府監査院(GAO)による金融政策の 監査を義務付ける修正条項を可決した。この条項はロン・ポール下院 議員(共和、テキサス州)が提案したもので、バーナンキFRB議長 は反対している。

クロズナー氏は「GAOが金融政策決定を監査できるようになっ て政治的圧力が強まれば、議員が決定前日に当局は利上げするだろう と言うこともあるだろう。それは本当に問題だと思う」と語った。

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