タイ7-9月GDP:前年比2.8%減、過去1年で下げ幅最小

タイの2009年7-9月(第3四 半期)国内総生産(GDP、季節調整済み)は前年同期比2.8%減と、 マイナス幅は過去1年間で最小にとどまった。世界的な景気回復と政 府支出策を背景に過去10年で初のリセッション(景気後退)から脱却 し始めたようだ。

タイ国家経済社会開発庁(NESDB)が23日発表した第3四半 期のGDPは、第2四半期の前年同期比4.9%減からマイナス幅が縮 小した。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト16人を対象に実施 した調査では、同3.2%減(中央値)が見込まれていた。

スタンダード・チャータード銀行のバンコク在勤エコノミスト、 ウサラ・ウィライピッチ氏は、タイ経済について、「世界的な経済情勢 の改善と景気刺激策を背景に」、緩やかに回復していると指摘。「今後 も徐々に回復の足取りをたどろう。ただ、現状の政治情勢不安などい くつかの要因から短期的な見通しには依然、慎重な立場をとっている」 と語った。

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