米上院:医療保険制度改革法案の審議開始を決定

米上院は21日夜の本会議で、オ バマ大統領が国内最優先課題の1つとして成立を目指す医療保険制度 改革法案について、審議を開始することを賛成60、反対39の票差で 決定した。民主、共和両党の議席数に沿った票差で、この結果、民主 党は共和党の議事妨害を封じ込めることが可能になった。

投票の数時間前、リード民主党院内総務(ネバダ州)は賛成票に 難色を示していた同党議員2人の説得に成功。これにより民主党は同 法案の通過に向けた最初のハードルをクリアすることで足並みをそろ えた。同法案によれば、1965年のメディケア(高齢者向け公的医療保 険)以来で最大の医療保険改革を狙い、計画の期間は10年、費用は 8480億ドルに上る。

リード氏は「われわれの計画は国民の生命やお金、メディケアを 守るものだ」と指摘。向こう数週間にいくつかの難題に直面するとし ながらも、「ゴールのテープを目にすることができる」とし、法案の通 過を予想した。

ホワイトハウスのギブズ報道官は声明を発表し、今回の投票の結 果、保険会社の業務改善、高騰する医療コストの抑制、無保険者の削 減などに向けて「一歩近づいた」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE