モルガンSのローチ氏:中国が資産バブル阻止へ「強い警戒信号」

モルガン・スタンレー・アジア のスティーブン・ローチ会長は20日、中国が、資産価格の上昇が バブルを形成しつつあることを警戒する「強いシグナル」を送って いると述べた。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の劉明康主席は15日に 北京で、「継続的なドル安に加え、成長再開と国民の信頼感維持のた めに向こう1年から1年半は金利を基本的に引き上げないとする米 当局の姿勢は、裁定取引を通じたドルでの巨額投機につながってい る」と述べた。

また中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は20日、同国の 政策担当者は金融刺激策を継続する必要性について柔軟だと話し、 政策決定が世界経済の影響を受けることを示唆した。

ローチ氏はシンガポールでのブルームバーグテレビジョンとの インタビューで、「こうした発言は、中国政府が懸念を抱いていると いう銀行と投資家双方に向けた強いシグナルだ」とし、「中国の監督 当局は金融市場での行き過ぎた行為がシステムに忍び寄ることを強 く警戒している」と語った。

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