グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市 場の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は4日続落し、9月以来で最長の下げとなった。中 国当局が来年、商業銀行の預金準備率を引き上げる可能性があるとの 上海証券報の報道が警戒感を高めた。

中国の銀行最大手、中国工商銀行(ICBC、1398 HK)は

1.5%安。香港の不動産開発会社、ハンルン・プロパティーズ(恒隆 地産、101 HK)は3.2%下落。預金準備率が引き上げられれば住宅 ローンに回る資金が減るとの見方が背景。

香港最大の航空会社、キャセイ航空(293 HK)は1.9%安。収 益回復には時間がかかるとの見通しを示したことが嫌気された。ネッ トワーク関連製品販売のデジタル・チャイナ(神州数碼、861 HK) は投資ファンド、軟銀賽富(SAIFパートナーズ)による株売却で、

5.6%下落した。

一方、米投資家ウォーレン・バフェット氏が出資する電気自動車 メーカー、比亜迪(BYD、1211 HK)は4.9%上昇。損失が先の 報道よりも小幅だと明らかにしたことから買われた。

ハンセン指数は前日比187.32ポイント(0.8%)安の

22455.84。19日までの3日間では1.3%下げていた。4日続落は 9月28日までの4営業日以来で最長。前週末比では0.4%安と、3 週間ぶりの週ベース下落となった。ハンセン中国企業株(H株)指数 は前日比1.1%安の13329.66で引けた。

【中国株式市況】

中国株式市場では、上海総合指数が3週間ぶりの大幅下落とな った。政府が1年4カ月ぶりに電力料金を引き上げたことから、企業 の収益見通しに対して最近の株価上昇は行き過ぎとの懸念が強まった。

アルミニウム生産で国内最大手の中国アルミ(チャルコ、 601600 CH)は1.7%安。中国工商銀行(601398 CH)は1.3%下 げて、月間の上げ幅を縮小した。中国最大の石油会社ペトロチャイナ (中国石油、601857 CH)は、原油安が響いて6営業日ぶりに反落 した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動 している上海総合指数は前日比12.27ポイント(0.4%)安の

3308.35と、前日に付けた8月6日以来の高値から反落。週間の上 昇率は3.8%に縮小した。上海、深セン両証取のA株に連動している CSI300指数は前日比0.3%安の3631.01。

金元比聯基金管理のラリー・ワン副最高投資責任者(CIO、上 海在勤)は「電力料金の値上げで生産コストが上昇し、インフレ期待 が高まる」と述べた上で、「この四半期は上昇相場が続いており、市 場は一息つく必要もある」と指摘した。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇。同国景気の回復が海外投資家によるイン ド株買いを促している。週間ベースでも上昇し、3週続伸となった。

時価総額でインド最大の企業、リライアンス・インダストリーズ は1.9%高。一時の下げから持ち直して引けた。アルミ生産で国内最 大のヒンダルコ・インダストリーズは3.5%上げた。一時は3.2%下 落していた。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種株価指数は前日比

236.20ポイント(1.4%)高の17021.85で終了。前週末比では 1%高となった。リライアンス(RIL IN)の終値は2123.30ルピ ー、ヒンダルコ(HNDL IN)は134.60ルピー。

インド証券取引委員会(SEBI)がウェブサイトで公表した株 式売買データによれば、海外ファンドは18日に52億2000万ルピ ーを買い越した。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比63.4ポイント(1.3%)安の4685.8。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.06ポイント高の1620.60。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比77.01ポイント(1%)安の7682.97。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比2.75ポイント(0.1%)高の2761.54。

【マレーシア株式市況】

FTSEブルサマレーシアKLCI指数は前日比2.29ポイン ト(0.2%)安の1274.36。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比5.17ポイント(0.7%)安の695.25。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比18.58ポイント(0.8%)高の

2487.36。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比14.57ポイント(0.5%)安の

3068.73。

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