日航:ADR集会で金融機関の承認得る-債権回収一時停止など

日本航空は20日、私的債務調整 手法の「事業再生ADR」(裁判外紛争解決)手続きの申請に伴い同日 開いた債権者集会で、債務返済の一時停止などの関連事案すべてで承認 を得た。同社広報担当の田中聡氏がブルームバーグ・ニュースに対し明 らかにした。

今回の債権者集会の対象はすべて金融機関。日航はADRの残りの 手順を今後進めることで債権回収の一時停止措置などを受け、財務面で 安定を図る。今回、日航が申請したADRは、倒産企業が活用する手法 とは異なり、事業継続を前提として当事者間の話し合いをベースに紛争 を解決するもの。ただ、全債権者の同意が条件となるため、初回会合で の対応に注目が集まっていた。

日航はまた、年末までに必要なつなぎ融資に関して、金融機関と調 整中で、11月末までに必要な1000億円規模の融資獲得に向け調整中。 日航は官民共同で10月に設立された企業再生支援機構に支援要請して おり、現在、資産査定の段階。支援の可否は年明け以降になる見通し。

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