米ピーコット元従業員、インサイダー情報の提供終了後に解雇-証言

インサイダー取引調査の渦中にあ る米ヘッジファンドのピーコット・キャピタル・マネジメントの元従 業員は心理療法士に対し、同社に米マイクロソフトに関する極秘情報 の提供をやめた後の2001年に解雇されたと話していた。療法士のペギ ー・トムソン氏の供述書で明らかになった。

ブルームバーグが入手した資料によると、かつてマイクロソフト に勤務したピーコットの元従業員デービッド・ジルカ氏は同社創業者 アーサー・サンバーグ氏からインサイダー情報の提供を強く要求され たと述べたと、トムソン氏が証言した。ジルカ氏の離婚に関係した10 月15日の手続きでこの証言を行った。トムソン氏によれば、ジルカ氏 の心理鑑定を昨年の6、7両月に実施したという。

当時の会話を再現したトムソン氏の言葉を書き写した同資料には、 「ジルカ氏はサンバーグ氏からマイクロソフトのインサイダー情報を 求められた。ジルカ氏は情報提供をやめ、そして解雇された」とのく だりがある。

サンバーグ氏とピーコットは8月に投資家向け書簡で、マイクロ ソフト株の取引をめぐり民事提訴を検討するとの通知を米証券取引委 員会(SEC)から受けたことを明らかにしていた。ピーコットは当 時、SECのインサイダー取引調査には「根拠がない」として、「全面 的に」争う姿勢を示した。

今回明らかになった供述書について、サンバーグ氏とピーコット の広報を担当するジョナサン・ガスサルター氏はコメントを控えた。 SECのジョン・ネスター報道官もコメントしなかった。ジルカ氏の 弁護士やトムソン氏も電話取材に返答していない。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE