ゲオ株が反発、コスト削減で利益上ぶれ期待-三菱UFJ証強気判断に

ゲームソフト販売などを手掛ける ゲオの株価が5日営業日ぶりに反発。採算が悪いCDやDVDなど新品 販売の売り場面積縮小や、さらなるコスト削減効果により今期(2010 年3月期)の利益が会社計画を上回るとの見方が強まっている。

株価は前日比6.7%高の9万5500円まで上昇、上昇率は8月10日 (13%)以来の高さ。

三菱UFJ証は19日付でゲオ株の投資判断をこれまでの「2(ア ウトパフォーム)」から最上位の「1(強いアウトパフォーム)」に引 き上げた。目標株価は12万9000円(前回11万円)に見直した。

担当の大石透功シニアアナリストは投資家向けのリポートで、今期 会社側の利益計画は保守的と指摘。理由として「下期(09年10月-10 年3月)の中古ソフトの粗利前提を、保守的見地から上期(4-9月) よりも8%ポイント前後の低下を見込んでいる」と推定していることを 挙げた。コストも、販売促進費を中心にさらに削減が可能と考える。

ゲオでは粗利益率が低く売上低迷が長期化するCD、DVDについ て、下期から主力店舗であるメディアショップ(ゲオ直営店)の店舗フ ォーマットの変更に着手。新品販売の売り場を削減し、中古衣料を導入 する考えという。中古衣料は子会社のリサイクルショップから調達、大 石氏は粗利益率は9割を超えると推測する。すでに実験店舗で販売を手 掛けており、「月商100万円程度の実績をあげているもよう」という。

三菱UFJ証券はゲオの10年3月期の連結営業利益予想を129億 5000万円(前回予想113億円)に引き上げた。会社側予想は120億円 で、上ぶれ余地は十分にあるとみている。同証は11年3月期が136億 5000万円、12年3月期が143億円と、増益基調が続くと予想する。

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