米フィデリティ:401(k)の口座残高、08年9月の水準に回復

米フィデリティ・インベス トメンツは19日、顧客の確定拠出型年金401(k)口座の平均残高 が2008年9月の水準に回復したと発表した。

同社が管理する米労働者1100万人の401(k)口座の調査を基 に明らかにしたもので、S&P500種株価指数が年初来で22% 上昇し7-9月(第3四半期)に運用益が出たことや、拠出が続 いたことが残高回復につながったという。

フィデリティの職域投資グループのバイスプレジデント、マ イケル・ドシャー氏は「7-9月(第3四半期)にプラスに転じ た」と述べ、「全員ではないとしても多くの人にとって驚きだと 思う」と語った。

同氏によると、平均残高は6月から9月にかけて13%増加 し6万700ドル(約540万円)。3月末の4万7500ドルから 28%増えた。残高の伸びには投資リターンと従業員からの拠 出、雇用者からの同額の上乗せ拠出(マッチング)が含まれる。 典型的な401(k)口座は株式と債券、現金で構成されている。08 年9月末の平均残高は5万8400ドルだった。S&P500種株価 指数は08年10月から09年3月9日の安値までに42%値下が りした。

フィデリティによると、401(k)口座への上乗せ拠出を停止 していた企業の27%が拠出を再開し始めているという。フィデ リティは401(k)プランの管理で米最大手。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE