ガイトナー財務長官、辞任要求を拒否-金融危機の責任は共和党にある

ガイトナー米財務長官は19日、 上下両院合同経済委員会で証言し、オバマ政権の経済面の実績を擁護 するとともに、共和党下院議員からの辞任要求を拒否した。

ガイトナー長官は、1930年代以降最悪のリセッション(景気後 退)につながった金融危機は、共和党とブッシュ前大統領の政策に責 任があると強調した。

財務長官は公聴会で、辞任を求めたケビン・ブレイディ下院議員 (共和、テキサス州選出)に応酬。共和党は「米経済を崖から転落す るような状態」にしたと批判し、「あなた方がこの国に残した危機の遺 産に対し、責任を取ることはできない」と一蹴(いっしゅう)した。

共和党は来年の中間選挙に備え、ガイトナー長官を標的にしてい る。米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) に関する同長官の救済手法に批判的なリポートが今週公表されたこと も、辞任要求を促す結果となった。

同長官は批判に反撃し、消費者や投資家の心理を示すどの指標も、 オバマ大統領の1月の就任時よりも米経済が相当に力強さを増してい ることを示唆していると指摘した。

ホワイトハウスのジェン・プサキ報道官はこの日、電子メールで 送付した声明文で、財務長官が「米経済を瀬戸際から回復させること に貢献しており、今は金融改革で指導力を発揮している」と述べ、同 長官を擁護した。ホワイトハウスはまた、「同長官とわれわれは景気回 復に注力しており、国民が日々直面する課題に取り組んでいる」と強 調した。

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